2009年6月14日から18日にかけて米国ボストンにて開催された国際動脈硬化シンポジウム(International Symposium on Atherosclerosis 2009; ISA2009)において、本学から2名の受賞(Young Investigator Award; YIA)がありました。
本学会は、心筋梗塞や脳梗塞の原因として注目されている動脈硬化症に関する国際学会で、3年に一度しか開催されない、この分野における世界最大規模の国際学会です。1500余りの演題中、46演題がYIAとして選ばれ、このうち7演題が日本で活躍する若手研究者であり、うち2演題が熊本大学からでした。
本学医学薬学研究部における基礎医学研究のレベルの高さが国際的に認められた大変名誉ある受賞です。受賞の詳細は以下のとおりです。
受賞者: |
大学院医学教育部博士課程細胞病理学分野(4年)
雷 小峰(らい しょうほう、XiaoFeng Lei) |
受賞対象: |
Translocation of ACAT1 from ER to late endosome associated
membranes in cholesterol-rich human macrophages. |
受賞者: |
医学部附属病院循環器内科
医師 小西 正紹(こにし まさあき) |
受賞対象: |
Quantitative Assessment of Total Coronary Artery Plaques
Volume Using Multi-slice Computed Tomography is Associated with Metabolic Syndrome. |
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