・感染・免疫学分野 |
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病原性微生物の感染や病原性などを分子レベルで解明することと共に、感染症発症の分子機構について研究する。さらに微生物と悪性腫瘍に対する生体防御機構を担う免疫系を分子生物学的手法により研究し、免疫疾患の病因・病態を解明する。以上の研究成果を感染症ならびに免疫疾患の予防、診断および治療法の開発に資する領域を担当する。 |
・脳・神経科学分野 |
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脳と神経系の発生から老化までの間における、正常状態から病理的状態までの構造と機能を解明すると共に、脳の高次機能の顕現である人格と社会的行動に関しても、異常性が出現する機序を明らかにする研究領域を担当する。 |
・がん医学分野 |
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がんの発生に関わる分子機構、増殖・分化・転移などの調節機構、新しいがん関連分子の探索、がん免疫、ホルモン感受性機構などを研究するとともに、新たな診断マーカー、分子標的治療、ならびに免疫療法の開発を目指した研究を担当する。 |
・医療技術科学分野 |
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分子・細胞レベルから組織・器官・個体レベルにわたる生態情報の解析を行う。 |
・成育再建・移植医学分野 |
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遺伝・生殖、発生、成長そして再び遺伝・生殖へと続くヒトの世代交代に関する医学的側面を総合的に研究する一方、各世代を担う個体が、先天的あるいは、悪性腫瘍や生活習慣などによる後天的異常を排除修正し、救命や、より健全な機能回復を目指して、切除・再建外科や移植外科領域、小児から成人に至る成長発達、難病の診断と治療の研究、を行う。 |
・分子機能薬学分野 |
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薬物の作用機構を、生体高分子の構造解析、分子修飾解析、プローブ化合物解析などにより明らかにしつつ、計算機支援システムを活用してそれを普遍化する理論を構築するとともに、薬剤感受性の個人差を蛋白分子構造の差から解明する研究を担当する。 |