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生体機能分子合成学講座 戻る
Department of Bioorganic Medicinal Chemistry
部　門 先端生命医療科学部門
分　野 分子機能薬学分野
ス
タ
ッ
フ		 教授 大塚　雅巳
motsuka(アットマーク)gpo.kumamoto-u.ac.jp
助教 岡本　良成
okamoto(アットマーク)gpo.kumamoto-u.ac.jp
研究テーマ
【研究プロジェクト名および概要】
  1. 細胞内シグナル伝達を標的とした人工化合物の設計と合成
    1. カルシウムシグナリングを標的としたイノシトールリン酸誘導体の合成
    2. シグナル蛋白質の会合を制御する人工化合物の設計と合成
    3. 新規NMDA受容体チャネルブロッカーの設計と合成
    4. 活性酸素を消去する化合物の設計と合成
  2. 分子標的にもとづいた制癌剤の設計と合成
    1. ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤の設計と合成
    2. トポイソメラーゼ阻害剤の設計と合成
    3. メタロプロテアーゼ阻害剤の設計と合成
    4. 新規サリドマイド誘導体の設計と合成
    5. 新規制癌剤のリード創製
  3. DNAを標的とした人工化合物の設計と合成
    1. 新規DNA切断分子の設計と合成
    2. 新規ペプチド核酸の設計と合成
  4. 生物活性天然物の合成研究
    1. 新規インドールアルカロイドコノフィリンの合成研究
  5. 生物機能分子の生体内送達のための分子設計
  6. 副作用のない新規医薬品の設計と合成
  7. HIVの分子ウイルス学的研究

本講座では、新しい薬を創ることやウイルス進化の解明を目指し、以下のような化学と生物にまたがる研究を行っている。
  1. イノシトールリン脂質誘導体を用いたエイズ根絶法の開発
  2. 抗線維化剤や癌転移抑制剤を目指した創薬
  3. 脳を標的とした医薬品を目指した化合物の開発
  4. 亜鉛含有酵素やシグナルタンパク質などに作用する化合物の開発
  5. エイズウイルスなどに対する抗ウイルス薬を目指した化合物の開発
  6. ウイルス進化の解明を目指したエイズウイルスVpr/Vpxタンパク質の機能解明

Aiming at discovery of new drugs and elucidation of viral evolution, we investigate the following subjects expanding from chemistry to biology.
  1. Development of an AIDS eradication strategy using phosphoinositide derivatives.
  2. Development of anti-fibrosis and anti-cancer metastasis drugs.
  3. Development of brain-targeting drugs.
  4. Development of compounds affecting zinc enzymes and signaling proteins.
  5. Development of anti-virus agents including anti-HIV compounds.
  6. Function analysis of HIV Vpr/Vpx proteins to elucidate viral evolution paradigm.